
二人暮らしの電気代平均はいくら?高い原因と削減するための節約術を解説
- 二人暮らしの電気代平均は月額12,144円が目安
- 【季節】1~3月は電気代が高くなりやすい
- 【地域】気候や料金水準により電気代が異なる
- 【住宅タイプ】戸建ては電気代が高くなりやすい
- 電気代が高いのは使いすぎだから?電気使用量(kWh)も確認しよう
- 二人暮らしの電気代が高くなる原因
- 家電の使用時間や台数の増加
- 部屋数が増えたことによる照明・空調代の増加
- 生活リズムの違いによる影響
- ライフスタイルに合わないアンペア数やプラン契約
- 二人暮らしの電気代を抑える節約術
- 家電の使い方を工夫する
- 同じ部屋で過ごす時間を増やして空調効率を上げる
- 古い家電を省エネ性能の高い最新モデルに買い替える
- ライフスタイルに合った料金プランを選ぶ
- 二人暮らしの電気代に関するよくある質問
- 二人暮らしの電気代を見直してゆとりある生活を
二人暮らしの電気代平均は月額12,144円が目安
総務省統計局によると、2025年の二人暮らしの電気代平均は月12,144円でした。
世帯人数 | 2025年 | 2024年 | 2023年 |
1人暮らし | 7,337円 | 6,756円 | 6,726円 |
2人暮らし | 12,144円 | 10,878円 | 10,940円 |
3人暮らし | 13,915円 | 12,651円 | 12,811円 |
4人暮らし | 13,928円 | 12,805円 | 13,532円 |
5人暮らし | 15,665円 | 14,413円 | 14,373円 |
出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 」
人数が増えると電気代は上がるものの、家電や空調を共有できるため、1人暮らしの単純な2倍にはなりません。3~5人暮らしの平均の電気代を見ても、人数増加に対して上昇幅が比較的ゆるやかです。まずは全国平均を基準に、自分たちの請求額が高いかどうかを見比べるとよいでしょう。
【季節】1~3月は電気代が高くなりやすい
二人暮らしの電気代は、季節によって差が出やすく、特に冬は高くなりやすい傾向があります。
期間 | 2025年 | 2024年 | 2023年 |
1〜3月 | 14,727円 | 12,044円 | 15,577円 |
4〜6月 | 11,722円 | 10,200円 | 10,091円 |
7〜9月 | 11,403円 | 10,732円 | 8,930円 |
10〜12月 | 10,726円 | 10,535円 | 9,163円 |
出典:総務省統計局「家計調査(四半期結果) 」
暖房の使用時間が長くなることに加え、在宅時間が増えると照明や給湯の使用も重なり、請求額が上がりやすくなります。総務省統計局の2025年のデータでは、1〜3月平均が14,727円と最も高くなっています。
【地域】気候や料金水準により電気代が異なる
電気代は、住んでいる地域の気候や暮らし方によっても変わります。
地域 | 電気代(1カ月) |
北海道 | 11,068円 |
東北 | 13,139円 |
関東 | 10,455円 |
北陸 | 13,951円 |
東海 | 11,183円 |
近畿 | 10,196円 |
中国 | 12,369円 |
四国 | 12,397円 |
九州 | 10,047円 |
沖縄 | 10,435円 |
出典:e-Stat「家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 」
地域によって電気代に差が出るのは、気候や冷暖房の使用頻度、住居事情、料金水準の違いが影響するためです。寒冷地では暖房需要が高まりやすく、平均額も高めになりやすいのが特徴です。
【住宅タイプ】戸建ては電気代が高くなりやすい
住まいが戸建てか集合住宅かでも、電気代は変わりやすくなります。
住宅タイプ | 年間電気支払額の目安 | 月額換算の目安 |
戸建て | 13.8万円 | 約11,500円 |
集合住宅(マンション・アパート) | 7.8万円 | 約6,500円 |
※上記は二人暮らしではなく、全世帯ベースの参考値です。
出典:環境省「令和5年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値) 」
一般に戸建ては延べ床面積が広く、冷暖房や照明の対象面積も大きくなるため、集合住宅より電気代が高くなる傾向があります。環境省の統計でも、建て方別の平均電気代(月額換算)では、戸建てが約11,500円、集合住宅が約6,500円と差がみられます。
ただし、これは住宅タイプそのものの差だけでなく、戸建てに世帯人数の多い家族世帯が多いことなどの影響も含まれます。
電気代が高いのは使いすぎだから?電気使用量(kWh)も確認しよう
自分たちの電気代が高いかどうかを判断する際は、請求額だけでなく「電気使用量(kWh)」もあわせて確認することが大切です。電気代は、使用量だけでなく、契約プラン、基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金などの影響でも変動します。そのため、請求額だけでは電気を使いすぎかどうか判断しにくい場合があります。
参考値として、東京都環境局「家庭の省エネハンドブック(2026) 」によると、二人暮らしの電気使用量の目安は以下です。
<二人暮らしの電気使用量の目安>
戸建住宅:月237〜443kWh
集合住宅:月204〜338kWh
電気代が平均より高くても、電気使用量が妥当な範囲に収まっているなら、料金単価や季節要因の影響が大きい可能性があります。反対に、電気使用量そのものが多ければ、家電の使い方や空調の運転状況を見直す余地があると考えられます。
また、電気代の内訳も確認しましょう。基本料金の負担が大きい場合は契約アンペア数が過大かもしれませんし、電力量料金が大きい場合は使用量が増えている可能性があります。検針票やWeb明細で、毎月の使用量と請求額の推移を継続して見比べることで、自分たちの電気代が高い理由を把握しやすくなります。
二人暮らしの電気代が高くなる原因

・家電の使用時間や台数の増加
・部屋数が増えたことによる照明・空調代の増加
・生活リズムの違いによる影響
・ライフスタイルに合わないアンペア数やプラン契約
二人暮らしを始めると、一人暮らしの時よりも電気代が急増することがあります。ここでは電気代が高くなる原因をみていきましょう。
家電の使用時間や台数の増加
二人暮らしでは共有家電の使用時間が延び、消費電力量が底上げされる傾向があります。特に冷蔵庫やテレビなど、長時間稼働する家電が主な要因です。また、個々の持ち込みなどで家電の台数自体が増えることも電気代を押し上げることにつながります。
部屋数が増えたことによる照明・空調代の増加
二人暮らしへの移行に伴い、広い間取りへ住み替えるケースがあります。部屋数が増えると、各部屋で照明やエアコンを同時稼働させる機会が増えます。特に夏や冬の冷暖房は、広い空間を管理するために大きな電力を使います。住居面積の拡大は、意識せずとも電気代が増える原因の一つです。
生活リズムの違いによる影響
二人の起床や就寝、在宅時間が異なると、家電が重複して稼働しやすくなります。交互に部屋を使うことで照明や空調が常についた状態になり、電気代がかさむ要因となります。エアコンを短時間で頻繁にオンオフすると、かえって非効率になる場合もあります。生活リズムのズレによる待機電力の増加にも注意が必要です。
ライフスタイルに合わないアンペア数やプラン契約
契約アンペア制のプランでは、契約アンペア数が大きすぎると、毎月の基本料金を無駄に支払うことになります。夜型生活なのに日中の単価が高いプランを契約しているなど、生活実態とのズレも負担を増やします。
同棲開始などのタイミングで契約内容を見直しましょう。二人暮らしの標準的なアンペア数は、使用する家電や同時使用の状況によって異なりますが、一般的に30Aから40Aが目安となることが多いです。
二人暮らしの電気代を抑える節約術
・家電の使い方を工夫する
・同じ部屋で過ごす時間を増やして空調効率を上げる
・古い家電を省エネ性能の高い最新モデルに買い替える
・ライフスタイルに合った料金プランを選ぶ
二人暮らしの電気代を抑えるには、日々の家電の使い方を見直すとともに、契約プランを最適化することが重要です。無理なく続けられる具体的な節約手法を確認していきましょう。
家電の使い方を工夫する
消費電力の大きい主要な家電の使い方を見直すことは、節約への一番の近道です。一つひとつは小さな習慣の積み重ねですが、月単位で見れば大きなコストカットにつながります。
エアコン:
・冷暖房は設定温度を1℃変えるだけで、省エネ効果が期待できる
・フィルターは月1〜2回を目安に掃除する
・扇風機やサーキュレーターを併用すると、設定温度を抑えつつ快適に過ごせる
冷蔵庫:
・直射日光や熱源の近くを避けて配置するなど、設置場所に注意する
・庫内に食材を詰め込みすぎず、余裕を持たせることで冷却効率が向上する
・季節に合わせて温度設定を適正な範囲に調整する
照明:
・白熱電球からLED電球へ交換すれば電気料金を抑えやすい
・不要な照明はこまめに消し、必要な場所だけを照らす
テレビ:
・テレビを見ていない時は主電源をこまめに切り、長時間の視聴も控える
・画面の明るさを一段階下げるだけでも、消費電力の抑制につながる
・省エネモードが搭載されている機種なら積極的に活用する
洗濯機:
・少量で回さず、まとめ洗いをして稼働回数自体を減らす
・温水洗浄機能がある機種では、適切な温度設定でヒーターの消費電力を抑える
・乾燥機能は多用せず、自然乾燥と併用する
・夜間に電気代が安くなるプランなら、予約運転も活用できる
電気代の節約方法8選!家庭の電気代の手軽な節約術を解説【2026年最新版】
同じ部屋で過ごす時間を増やして空調効率を上げる
別々の部屋で過ごさず1箇所に集まることで、照明や空調を1台分に集約できます。たとえば、二人が同じ空間にいる時間を増やすだけで、冷暖房の無駄を減らせます。また、カーテンやブラインドを閉めて断熱性を高め、外気の影響を遮断しましょう。空間管理を工夫すれば、エアコンの負荷が減り、電気代を下げることにつながります。
古い家電を省エネ性能の高い最新モデルに買い替える
古い家電は、機種や使用状況によっては最新モデルより消費電力量が大きい場合があります。特にエアコンや冷蔵庫の買い替えは、根本的な電気代削減につながる有効な手段です。初期投資は必要ですが、製品寿命まで使い続けることでトータルコストを抑えられる可能性があります。省エネラベルの表示内容も参考にしながら製品を選ぶとよいでしょう。
ライフスタイルに合った料金プランを選ぶ
在宅時間や電気を多く使う時間帯に合わせて、最適なプランを選ぶことが重要です。夜に家にいることが多いなら夜間の単価が安いプラン、在宅勤務なら昼間の設定がお得なプランなど、選択肢は多岐にわたります。使用量が少ない世帯は、基本料金0円のプランで安くなる可能性もあるでしょう。
環境への配慮と家計の節約を両立したい二人暮らしには、Q.ENEST(キューエネス)でんきの「Qベーシックプラン 」がおすすめです。電力量料金が使用量に関わらず一律で分かりやすく、再生可能エネルギー由来の電気を選べる料金プランです。基本料金が大手より抑えられるケースがあり、使い方に合わせて契約条件を整理できます。
また、「よるトクプラン 」は夜間の電気料金が昼間よりおトクに設定された料金プランです。夜に電気を使うことが多い家庭やオール電化の家庭に向いており、生活スタイルに合えば電気代の負担を抑えやすいでしょう。
最適なプランを見つけるためにも、まずは現在の検針票をお手元に用意して、簡単な料金シミュレーションを行ってみましょう。二人の生活リズムに最適なプランを見つけることが、将来に向けた賢い家計管理の第一歩となります。
二人暮らしの電気代に関するよくある質問
二人暮らしを始めるにあたって、多くの人が抱く電気代の疑問についてまとめました。効率的な家計管理のために、気になるポイントを確認しておきましょう。
冬の暖房代を特に安く抑える方法はある?
A. 暖房は設定温度を無理のない範囲で見直すことが節電のカギです。資源エネルギー庁の資料では、22℃から20℃へ下げることで約2.7%の節電効果があるとされています。
また、サーキュレーターで天井の暖気を循環させて足元を温め、窓に断熱シートを貼って外気を遮断すれば、エアコンの負荷をより効果的に抑えられます。
出典:資源エネルギー庁「冬季の省エネメニュー 」
オール電化物件を選ぶメリット・デメリットは?
A. メリットはガスの基本料金が不要になり、火災リスクを低減できる点にあります。一方でデメリットは、契約している料金プランや使い方によっては、割高になる場合がある点です。
エコキュートなどによる給湯を夜間に行うなど、電気代が安い時間帯を狙って運用を工夫することで、トータルの光熱費を抑えられる可能性があります。
電力会社を切り替える際に工事や費用は発生する?
A. 電力会社の切り替えは手続きのみで完了するケースが多く、大掛かりな工事は通常不要です。スマートメーターが未設置の場合のみ交換が必要となりますが、原則としてメーター交換自体の費用はかかりません。ただし、現在の契約プランによっては解約時に違約金が発生する場合もあるため、切り替え前に現契約の内容を必ず確認しましょう。
二人暮らしの電気代を見直してゆとりある生活を
二人暮らしの電気代平均は月額12,144円が目安ですが、季節や地域、生活リズムによって変動します。まずは検針票で自分たちの使用量を把握し、家電の使い方や設定温度を見直すことから始めましょう。日々の小さな積み重ねに加え、住環境に合わせた契約内容やプランの最適化が、無理のない固定費削減につながる可能性があります。
自分たちに適した電力会社やプランを選ぶことは、将来に向けた大切な家計管理の一歩です。複雑な手続きを不安に感じる必要はありません。まずは現在の契約内容を振り返り、料金シミュレーション を活用して料金差の目安を確認してみましょう。家計にゆとりを生み出し、二人で過ごす時間をより充実させてください。
環境に優しく、家計にもフィットする電力プランをご検討なら、Q.ENEST(キューエネス)でんきをチェックしてみてください。



