
エアコンの節電方法10選!電気代を効果的に抑えるコツを解説
- まずはエアコンの仕組みを知ろう!冷房・除湿・暖房の電気代の違い
- エアコンの冷房の仕組み
- エアコンの除湿の仕組み
- エアコンの暖房の仕組み
- エアコンの電気代の計算方法
- エアコンの節電方法10選
- 風量は自動に設定する
- 夏は28℃、冬は20℃を目安に設定する
- 風向きを冷房・暖房に合わせて調整する
- 湿度を調整して体感温度をコントロールする
- 30分以内の短い外出ならつけっぱなしにする
- サーキュレーターや扇風機を併用する
- 2週間に1回フィルターを掃除する
- 室外機の周辺を整理して日よけを設置する
- カーテンで遮熱する
- 帰宅直後は部屋を換気する
- 電気代が高くなるエアコン使用におけるNG行動
- エアコンの起動時に弱運転で使用する
- 短時間に頻繁に電源のオンオフを繰り返す
- 1日中エアコンをつけっぱなしにする
- エアコンの電気代を根本的に抑える方法
- 電力会社を見直す
- 部屋の広さに合ったエアコンを選ぶ
- 省エネ性能が高いエアコンを選ぶ
- エアコンの節電に関するよくある質問
- エアコンの節電と電力会社の見直しで電気代を賢く抑えよう
まずはエアコンの仕組みを知ろう!冷房・除湿・暖房の電気代の違い
エアコンは冷房・除湿・暖房で熱の動かし方が異なり、電気代も変わります。節電方法の前に、まず各モードの仕組みを押さえましょう。
運転モード | 仕組み | おすすめの場面 | 電気代 |
冷房 | 部屋の熱を外に逃がして室温を下げる(同時に除湿もされる) | 猛暑日など、室温をしっかり下げたいとき | ★★☆(基準) |
弱冷房除湿(除湿) | 弱い冷房運転で空気を冷やし、室温を下げながら湿気を取り除く | 梅雨どきなど、気温より湿気が気になるとき | ★☆☆(安め) |
再熱除湿(除湿) | 冷やして除湿した空気を温め直してから部屋に戻す | 肌寒い時期に、室温を下げず湿気だけ取りたいとき | ★★★(高め) |
ハイブリッド除湿(除湿) | 2つの除湿の仕組み(コンプレッサー方式とデシカント方式)を自動で切り替えながら除湿する | 快適さと省エネを両立して除湿したいとき | ★★☆(機種による) |
暖房 | 屋外の熱を集めて室内へ運び、部屋を暖める | 冬場に部屋をしっかり暖めたいとき | ★★★(高め) |
※電気代は運転条件・設定・機種によって異なります。目安として参考にしましょう。
エアコンの冷房の仕組み
冷房は、室内の空気から熱を奪って屋外へ運び出すことで室温を下げる仕組みです。室内機の熱交換器で部屋の熱を集め、その熱を室外機を通して外へ捨てています。熱を奪って冷えた風を部屋へ戻す際には、空気中の水分も同時に取り除くため、冷房中は自然と湿度も下がります。夏場に室温をしっかり下げたいときに向いた運転モードです。
エアコンの除湿の仕組み
除湿は、取り込んだ空気を冷やして水分を結露させ、屋外へ排出する機能です。水分が減った空気が部屋を巡ることで、ジメジメとした不快感が和らぎます。湿度が下がると体感温度も下がるため、設定温度を高めにしても涼しく感じられます。なお、除湿には弱冷房除湿・再熱除湿・ハイブリッド除湿の3方式があり、方式によって電気代も変わります。
エアコンの暖房の仕組み
暖房は、ヒーターで空気を直接温めるのではなく、屋外の熱を集めて室内へ届ける仕組みです。室外機が外気に含まれる熱を取り込み、冷媒を通して室内機まで運び、部屋へ放出します。ただし外気温が低いほど熱を集める負担が大きくなるため、電気代も高くなりやすい点に注意が必要です。特に真冬の冷え込んだ日は、電力の消費量が増えやすくなります。
冷房と除湿の電気代の違いは?
A.冷房と除湿のどちらが安いかは、除湿の方式によって変わります。弱冷房除湿は空気を弱く冷やして湿気を取るため、一般的に冷房よりも電気代を抑えやすい傾向があります。
一方、再熱除湿は冷やした空気を温め直してから送り出すため、冷房よりも電気代が高くなりやすい方式です。両方の長所を自動で組み合わせるハイブリッド除湿なら、再熱除湿よりも電気代を安く抑えられることがあります。ご自宅のエアコンがどの方式かを確認しておくと安心です。
冷房と暖房の電気代の違いは?
A.同じエアコンでも、一般的には暖房のほうが冷房より電気代は高くなりがちです。理由は、室温と外気温の差が大きいほど、その差を埋めるために電力を多く使うためです。たとえば、気温35℃の夏に室温28℃を目指す場合は7℃、気温5℃の冬に室温20℃を目指す場合は15℃の差があり、暖房のほうが負担が大きくなります。そのため、設定温度の見直しなどの節電対策は、効果が出やすい冬場から優先して取り組むのがおすすめです。
エアコンの電気代の計算方法
節電の効果を実感するには、まず今のエアコンの電気代を正しく把握することが大切です。
電気代の計算方法
電気代=消費電力(kW)×使用時間(時間)×電力料金単価(1kWhあたりの単価:円)
電気代は「消費電力(kW)×使用時間×電力料金単価」で求められます。たとえば500W(0.5kW)のエアコンを1時間使い、単価が31円なら「0.5kW×1時間×31円」で電気代は約15.5円です。検針票やWeb明細、契約中の料金表で、電力量料金単価や各種調整額を確認しておきましょう。
エアコンの節電方法10選
・風量は自動に設定する
・夏は28℃、冬は20℃を目安に設定する
・風向きを冷房・暖房に合わせて調整する
・湿度を調整して体感温度をコントロールする
・30分以内の短い外出ならつけっぱなしにする
・サーキュレーターや扇風機を併用する
・2週間に1回フィルターを掃除する
・室外機の周辺を整理して日よけを設置する
・カーテンで遮熱する
・帰宅直後は部屋を換気する
ここからは、エアコンの電気代を効果的に抑える具体的な節電方法を10個紹介します。設定温度や風量の工夫から、フィルター掃除や室外機の環境づくりまで、今日から手軽に取り入れられるものばかりです。
風量は自動に設定する
エアコンの風量は、基本的に「自動」に設定すると効率よく運用できます。「弱」に固定すると、部屋が冷えるまでに時間がかかり、かえって余分な電力を長く消費してしまいます。自動運転なら、はじめは強風で一気に室温を下げ、設定温度に近づくと弱風へ自動で切り替わるため無駄がありません。結果として設定温度へ効率よく近づけ、余分な消費電力を抑えやすくなります。
夏は28℃、冬は20℃を目安に設定する
室温は、環境省が省エネの目安として示す夏28℃・冬20℃を参考に調整しましょう。※
設定温度を外気温に近づけるほどエアコンの負担が軽くなり、電気代を抑えられます。ただし、設定温度と実際の室温は部屋の環境によってずれることがあるため、室温計で測りながら微調整すると安心です。なお、これはあくまで目安です。暑さや寒さを我慢して体調を崩さない範囲で調整しましょう。
※出典:環境省「エアコンの使い方について | 家庭部門のCO2排出実態統計調査 」
風向きを冷房・暖房に合わせて調整する
風向きを季節に合わせて変えるだけでも、手軽な節電につながります。冷たい空気は下にたまりやすく、暖かい空気は上にたまりやすいという性質があるためです。冷房のときは風向きを水平か上向きにして、冷気を部屋全体へ自然に行き渡らせましょう。反対に暖房のときは風向きを下向きにすると、足元から暖かい空気が広がり、効率よく部屋を暖められます。
湿度を調整して体感温度をコントロールする
温度を変える前に湿度を調整すると、体感温度を効果的にコントロールできます。夏は除湿で湿度を下げると涼しく感じられ、冬は加湿で暖かさを感じられます。湿度を味方につければ、設定温度を無理に変えなくても快適な室内環境を保ちやすいでしょう。加湿器や除湿機能を上手に併用し、過度な温度の切り替えを防ぐことでエアコンの消費電力を抑えやすくなります。
30分以内の短い外出ならつけっぱなしにする
夏の日中など30分程度の短い外出であれば、電源を切らずにつけっぱなしにしたほうがよい場合があります。エアコンは、運転開始直後など、室温と設定温度の差が大きいときに消費電力が増えやすいためです。こまめに電源を切ると、そのたびに上がった室温を下げ直すことになり、再稼働で余計な電力がかかります。短時間の外出なら、つけっぱなしのほうが消費電力を抑えられることがあります。
サーキュレーターや扇風機を併用する
サーキュレーターや扇風機を併用すると、部屋の中の温度ムラを解消できます。冷たい空気は足元に、暖かい空気は天井付近にたまりやすく、そのままでは設定温度になかなか届かず、余分な電力を消費しがちです。風を送って空気を循環させれば、部屋の温度ムラを抑え、室温を効率よく調整しやすくなります。無理な温度設定をしなくて済むため、エアコンの消費電力を抑えられる可能性があります。
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2週間に1回フィルターを掃除する
エアコンのフィルター掃除は、2週間に1回を目安に行うのがおすすめです。フィルターが目詰まりすると空気を吸い込む効率が落ち、無駄な電力を多く消費してしまいます。掃除機でほこりを吸い取り、汚れがひどいときは水洗いしましょう。水洗いのあとは、カビや異臭を防ぐために日陰でしっかり乾かします。定期的な手入れを習慣にすることで、無駄な電気代をカットできます。
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室外機の周辺を整理して日よけを設置する
室外機の周りの環境を整えることも、見落としがちな節電のポイントです。吹き出し口の近くに物が置かれていると排熱の効率が落ちるため、荷物を片づけて風通しを確保しましょう。夏場は、室外機の吸い込み口や吹き出し口をふさがないよう十分な間隔を空けて日よけを設置すると、周辺の温度上昇を抑えやすくなります。冬場も、室外機の吸い込み口・吹き出し口をふさがず、積雪や落ち葉などを取り除いて通風を確保しましょう。
カーテンで遮熱する
窓は熱の出入りが大きい場所のため、カーテンで遮熱すると冷暖房の効率を高めやすくなります。夏は窓から入る熱を遮り、冬は室内の暖かさが外へ逃げるのを防げるためです。遮光・遮熱タイプのカーテンやブラインドを閉めれば、夏の直射日光も冬の冷気も抑えられます。日差しの強い時間帯にこまめに閉めることで、冷暖房の負担をさらに減らせます。
帰宅直後は部屋を換気する
外気温より室温が高く、室内に熱気がこもっている場合は、冷房を入れる前にまず部屋を換気するとひと工夫で節電できます。締め切った部屋に熱気がこもっている場合、そのまま起動すると室温と設定温度の差が大きいため消費電力が増えやすくなります。窓を開けて、こもった熱気を屋外へ逃がしてから冷房を入れましょう。
電気代の節約方法8選!家庭の電気代の手軽な節約術を解説【2026年最新版】
電気代が高くなるエアコン使用におけるNG行動
・エアコンの起動時に弱運転で使用する
・短時間に頻繁に電源のオンオフを繰り返す
・1日中エアコンをつけっぱなしにする
よかれと思ってしている使い方が、かえって電気代を高くしていることがあります。ここでは、エアコンを使ううえで避けたい代表的なNG行動を3つ紹介します。
エアコンの起動時に弱運転で使用する
電源を入れた直後に風量を「弱」にすると、効率が低下し、余分な電力を使う場合があります。設定温度に達するまでの時間が長引き、その間ずっと電力を使い続けてしまうためです。エアコンは、起動してから設定温度に届くまでの間に大きく電力を消費します。起動時は自動運転にして、エアコンに調整を任せるのが基本です。
短時間に頻繁に電源のオンオフを繰り返す
適温になるたびに電源をこまめに切る使い方は、電気代を押し上げる原因になります。エアコンは電源を入れた直後にもっとも電力を使うため、オンオフを繰り返すほど負担が増えます。室温と設定温度の差が開くたびに、消費電力の大きい運転になりやすいためです。短い外出程度なら、電源を切らずに運転を続けたほうが電気代を抑えやすくなる場合があります。
1日中エアコンをつけっぱなしにする
必要のない時間帯まで24時間つけっぱなしにすると、無駄な電力を消費してしまいます。前の項目とは反対に、長時間の外出中や涼しい夜間まで運転を続けるのは避けたい使い方です。頻繁なオンオフを控えることは大切ですが、不要な連続運転はかえって電気代を押し上げます。生活リズムに合わせて、電源を切るタイミングを見極めて使いましょう。
エアコンの電気代を根本的に抑える方法
・電力会社を見直す
・部屋の広さに合ったエアコンを選ぶ
・省エネ性能が高いエアコンを選ぶ
ここまでの使い方の工夫に加えて、より根本的に電気代を下げる方法もあります。ここでは、電力会社の見直しやエアコン選びなど、効果の大きい3つの対策を紹介します。
電力会社を見直す
使い方を工夫しても電気代が下がりにくいときは、電力会社やプランの見直しが効果的です。新電力への切り替えなら、在宅時間帯や生活リズムに合ったプランを選ぶことで、固定費そのものを下げられる可能性があります。
使い方を大きく変えずに料金を抑えられるケースがあるのが大きな利点です。まずは電気の使用状況を確認し、ライフスタイルや家族の人数に合った契約アンペアや料金プランを検討してみましょう。
電力会社の切り替えを検討するなら、Q.ENEST(キューエネス)でんきの料金プランもチェックしてみましょう。電気の使用量が多く一律の電力量料金を希望する方は「Qベーシックプラン 」、夜間に電気を多く使う方には「よるトクプラン 」がおすすめです。暮らし方に合わせて選べるので、無理な節約をせずに電気代を見直せます。
まずはシミュレーションを行い適するプランをチェックしましょう。
部屋の広さに合ったエアコンを選ぶ
エアコンは、部屋の広さに合った能力のものを選ぶことが節電につながります。本体価格の安さだけで広い部屋に小さな畳数用を選ぶと、消費電力が増えたり、十分に冷暖房できなかったりする可能性があります。能力が足りないと目標温度に届きにくく、消費電力の大きい運転が長く続く可能性があるためです。カタログや店頭の表示で適用畳数を確認し、部屋の広さに合った一台を選びましょう。
省エネ性能が高いエアコンを選ぶ
長く使っている古いエアコンは、最新の省エネ性能が高い機種へ買い替えるのも有効です。古い機種を工夫して使い続けるよりも、長期的な負担を抑えられるケースがあります。店頭では、省エネ基準の達成度を示す「統一省エネラベル」で性能を比べられます。初期費用と年間の目安電気料金のバランスを見て、買い替えを検討しましょう。
エアコンの節電に関するよくある質問
エアコンの送風の電気代は安い?
A. エアコンの送風は、室外機を動かさずに風を送るだけの運転のため、冷房や暖房より消費電力が小さくなります。冷房を入れる前に送風を使うと、部屋の空気が動いて体感温度が下がります。ただし、送風自体に室温を下げる機能はありません。冷房の前のひと工夫として送風を上手に挟むことを検討してみましょう。
電気会社を切り替えるのに工事や初期費用はかかる?
A.電力会社を切り替える際は、原則として初期費用や電線の工事は発生しません。スマートメーターが設置されていない場合は、一般送配電事業者による交換作業が行われることがありますが、基本的には交換は無料です。立ち会いも原則不要で手続きが完了するため、気軽に切り替えを検討できます。
ただし、契約先によって事務手数料・解約金などが設定されている場合があるため、契約条件の確認が必要です。
エアコンの風量は微風と自動運転のどちらが節電になる?
A.風量は、微風に固定するよりも自動運転に任せたほうが節電になります。風量自動では、室温と設定温度の差が大きいときは風量を強め、設定温度に近づくと風量を弱めるなど、機種が自動で調整します。最初から微風にすると適温に届くまで時間がかかり、エアコンに負担がかかり続けます。風量の調整は機械に任せるのが賢い使い方です。
エアコンの節電と電力会社の見直しで電気代を賢く抑えよう
エアコンの電気代は、日々のちょっとした工夫で着実に抑えられる可能性があります。風量を自動にする、設定温度を調整する、フィルターをこまめに掃除するなど、今日から始められる方法ばかりです。さらに、電力会社やプランの見直しといった根本的な対策を組み合わせれば、電気の使い方を大きく変えずに料金を抑えられることがあります。
毎月の電気代を本気で見直したい方は、Q.ENEST(キューエネス)でんきをご検討ください。
Q.ENEST(キューエネス)でんきの「Qベーシックプラン」は、電力量料金が使用量に関わらず一律で分かりやすく、再生可能エネルギー由来の電気を選べる料金プランです。
「よるトクプラン」は夜間の電気料金が昼間よりおトクに設定された料金プランです。夜の在宅時間が長い家庭やオール電化の家庭に向いており、生活スタイルが合えば電気代の負担を抑えやすくなります。
まずは現在の契約内容を振り返り、料金シミュレーション を活用して料金差の目安を確認してみましょう。環境に優しく、家計にもフィットする電力プランをご検討なら、Q.ENEST(キューエネス)でんきをチェックしてみてください。



